投資を始めて1年。振り返ってみると、意外とやることが多かったと感じます。
これまで「なんくるないさ~」で刹那的に生きてきたツケですね。(*’ω’*)
投資に興味がある人の参考になればと思います。
投資を始めるまでにやったことは、大きく次の3つです。ついでに、振り返りを。
1.余剰資金の把握
2.証券口座の開設
3.投資目的と銘柄(投資先)の選定
4.今、思うこと
「当たり前だ」と言われるかもしれませんが、必要なのは家計簿ですね。
年間の収支と、現金で持つお金と年間投資額をいくらにするかを考えました。
その中で保険などの支出も見直しました。まだ見直せるかな。。
年間手取収入と支出の把握
先ずは手取収入です。前提条件は厳し目が好みなので、少なめに収入を見ます。
残業なし。ボーナスは2か月分出ていたなら1か月分とかいう感じですね。
25万×13ヶ月=325万 (´;ω;`)ウッ…少ない
支出です。ざっくり固定費と変動費に分けて。
人によって差が出ると思いますが、私の場合はこんな感じです。
・固定費(月) 15万、年辺り150万円(住宅ローン/光熱費/通信費/食費)
・変動費(月) 6万、年辺り 60万円(お小遣い/日用品雑貨)
変動費は、月毎で上下していても年間で収まっていればOKです。
その他、年間で発生する費用も洗い出して加えます。
・固定費(年) 25万円(税金/保険/家財保険)
・変動費(年) 10万円(特に用途を決めていない支出)
最低年間支出は、150+60+25+10=245万円。
余剰金は、 325-245=80万円。ざっくり月額6.5万円です。
その内2万円を貯金。4.5万円を投資へまわすといった感じになりました。
月辺りの考え方はそんな感じですが、何かトラブルが発生した場合はあっさり大金が飛んでいきます。
当座資金として最低300万円は貯金保有して投資に向かい合います。
証券口座を開設しないと株式投資が出来ません。
証券屋さんも色々あるのですが、私の場合は以下の点で「SBI証券」へ申し込みしました。→こちら
・為替手数料が安いこと。
・提携先の銀行口座(住信SBIネット銀行)を持っていたこと。
・リアルの証券屋さんは「怖い」というイメージがあったこと(事実無根)。
余談ですが、各証券の提携先の銀行口座を持っていると、ちょっとした特典を得られます。
既に保有している銀行から証券会社を検討するのもアリですね。特典の一部をご紹介。
楽天銀行だと楽天証券です。楽天ポイントと倍率に特典。
住信SBIネット銀行だとSBI証券です。ドル購入時の為替手数料が4銭(他は大体25銭)。
米国株、米国ETFをメイン購入したいと思う人はSBI証券がおすすめです。
口座開設の流れは
①口座開設の申込(Web)
②本人確認書類の提出(リアル)
③証券口座の初期設定
④完了通知の受領
②では、マイナンバーと住民票(NISA開設。NISA枠は使いましょう。非課税です。)
③では、入出金先の銀行口座と勤務先情報(住所やら上場有無やら細々と)
が必要でした。要した期間は①~④で3週間程度だったかな・・・
混雑状況によると思いますが2~3週間程度の期間を見込んだ方が良いです。
(必死こいてたので記憶が曖昧。ご参考までに(o_ _)o)
次は、投資目的と購入株式の選定です。証券口座開設期間に、ぼんやりと考えてみました。
当初の目的は、銘柄選定の選定条件になります。
人それぞれで目的が異なるのではと思いますが、半ばノリだけで始めた私の目的と購入銘柄を後述。
株購入の理由と購入前に注視した部分も記載したいと思います。
<目的>
・配当金をもらいたい!年利3~5%くらい。貯金じゃ全然増えない(ヽ”ω`)・・・
・株主優待を受けたい!生活に潤いを。まぁ、もらえたらいいかな程度・・・
<銘柄>
・購入時の予想配当利率は 4.3% になりました。今、見返してみるとコロナ禍での逆張り、直感買いです。
とはいえ、購入前に過去3年間の売上、経常利益、配当性向、事業構成などは一応確認しました。
【8306】三菱UFJ FG 予想配当 年利5%
- 不景気、低金利時代でもこの利率。グローバル融資が多いのも好感。
【8316】三井住友FG 予想配当 年利6%
ー UFJとほぼ同じ理由。老舗感、銀行系の分散として購入。
【8473】SBI HD 予想配当 年利4%
ー 配当利率が若干低めだと感じつつ、ネット主流の業態に好感。
【9503】関西電力 予想配当 5%
ー インフラ系。ガバナンス弱め原発が嫌だと悩みつつ、割安感と配当目当てで購入。
【6464】ツバキナカシマ 予想配当 5%
ー 機械・製造系。存じ上げない会社。業績が堅調だったこと、割安感と配当につられ購入。
【3547】串カツ田中 HD 予想配当 0%
ー 外食産業。近年の業績好調感と株主優待目当てで購入。コロナ禍がいつまで続くかドキドキ。
【7148】FPG 予想配当 5%
ー 不動産業。正直、まったく存じ上げなかった会社。配当金につられ購入。
【8897】タカラレーベン 予想配当 5%
ー 不動産業。CMでちょっと見たい程度の会社。配当金につられ購入。
【2317】システナ 予想配当 1%
ー IT/システム開発。知らんかったけど近年の業績堅調と割安感につられ購入。
始める前に学んだほうが良かったなぁ。もう少し考えていたら(ノД`)・゜・。
と、今更ながら思うことを列挙します。
是非、これから投資を始める方はご一考くださいませ。
・ポートフォリオ(資産構成)
- ざっくりいうと、現金と株式等のリスク資産の割合。
投資も業種や業態によってリスクの大小があります。
業種や銘柄分散することで、特定業種が破綻した際のリスクヘッジをするということですね。
例えば、株主優待目的で外食産業株ばかりを買うと、コロナ禍みたいなことがあって株価暴落した後
株価の回復はいつになるのか?本当に戻るのかすらわかりませんよね?
最初から理想の構成には出来ませんが、色々なリスクを織り込んだ最終形は持っておいた方がよいかと。
僕の場合は、もう少しカントリーリスクを考えればよかったなぁと・・・
・カントリーリスク
- お国柄の変動要素ですね。日本は少子高齢化時代で 市場規模も縮小傾向。
これらは日本企業、日本株に対するリスクです。
米国株の人気は先進国でありながら人口増加傾向。
他、株主還元意識の高さ、法規制が整備されていること等があるのでしょうね。
・投資信託、ETFという商品。について。
- ポートフォリオの部分で触れましたが、銘柄分散の代表手段です。
「投資信託であれば何でもよい」と言う訳ではありませんが、
ある考え方に基づき、自動的に銘柄分散してくれるので、
自分であれこれ悩まずに安心して株式資産を保有していられるのが最大のメリットですね。
有名なところではVTI、VYM、SPYD等の米国ETFでしょうね。
コア資産として検討してみてはいかがでしょうか。